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Dead In The DirtやWeekend Nachos等に共鳴するサウンドでグラインドコアとその他様々な要素を異物混入したクロスオーバーを提示した前作に続き2014年にリリースされた本作ではより"冷たく"進化している。といってもバンドの音楽の方向性自体は変わらない。ただひたすらに速く、黒く、冷たく、深みにはまっている印象。このあたりの方向性というのは全く別のサウンドではあるがCode Orangeなどの進化の仕方にも近いものがあるのだろうか。アンダーグラウンドのシーンで流行の兆しを見せるブラッケンド(ブラックメタル化という意味で)の影響も多少なりとも受けている様にも感じる。
とにかく前作から更に余分な成分を削ぎ落としシンプルに、鋭利に進化しているサウンドなのは間違いなく一聴の価値ありだ。彼らもまた地下音楽シーンの裾野を拡げようと模索しているバンドなのだ。ひたすら暴力的ながらも美意識を感じさせる楽曲の流れも素晴らしい。収録時間は相変わらず短い。

tracklist:
1. Attrition 01:36
2. Bound By Misery 01:32
3. Congregation 01:55
4. Circuition 00:49
5. Godlust 02:15
6. Rebirth 02:40
7. Calloused Mind 01:41
8. Circle Of Shit 04:21
9. Worldless 01:00
10. Endless Nothing 00:48
11. A.L.E.I. 01:01
12. All We Have 00:33
13. Unspoken 01:53