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Interview with Plebeian Grandstand

2005年結成から現在までアンダーグランドシーンでの支持を集め2008年には最初のEPをリリース。
PELICANやOff minorをはじめ様々な大物バンドと共演で場数踏んできたバンドで、
メンバーはシューゲイザーやヒップホップ、マスロックのバンドなど様々なプロジェクトに関わっており貪欲に音楽を表現し続けている。
音楽性、演奏力も高く今後ポストハードコアシーンに一石を投じるであろう個人的には2011年のBEST KEPT SECRETバンドであるPlebeian Grandstandにインタビュー回答を貰いました!

Q.表現について。
A.もちろん俺達はさまざまなバンドを聞くので無意識に影響を受けてはいるが
とりわけインスパイアを受けるのは自分達の音楽のなかに発展させたいと思える
音楽が持っている色彩やフィーリングの部分だ。
友達や同じ音楽のビジョンをもっている奴らと一緒に演奏をすることも重要で
これはとても基本的なことだと思う。
歌詞の内容に関してはおおくのハードコアバンドが政治的な意見を歌詞で表現しているが、
我々ももちろん政治的な意見は持っているけれど歌詞の中で表現はしない。
人間の行動というものには政治的なものよりももっと様々な側面がある。
それが俺達をインスパイアさせるし、俺達が表現したい事もそこなんだよ。

Q.フランスのシーンについて
A.俺達は南フランスのtoulouseに住んでいて、幸運にも素晴らしいバンドに囲まれている。
Antiherosという集団に属していて
そこにはSELENITES、RAWERS、I PILOT DAEMONといったバンドがいるんだ。
Plebeian GrandstandのメンバーもMONTREAL ON FIRE、YOSHI TONKU、KHOD BREAKER、ANCREといったバンドに参加してる。
トュールーズのシーンはとても活発で異なるスタイルの多くのバンドで形成されているんだ。
それとCELESTE、TIME TO BURNといった他の都市のバンドとも交流があるよ。
たしかに昔のバンドや今のバンドにも影響は受けてると思うけど
俺達より上の世代で俺達みたいな音楽をやってる連中はいないから
地理的な影響というのはほとんどない。
フランス全土で言える事だが、多くの若いバンドがトュールースでも現れてきているね。
俺達はシーンの一部を担っていることをとても誇りに思うよ。
未来はやばい感じだね。

Q.普段聞いている音楽について。
A.普段はジャズやブラックメタル、ヒップホップ、マスロック、ドューム、アンビエント、
スラッジ、ダウンテンポ、ポップまで色々きいてるよ。

Q.今後の計画などについて
A.今はスプリットのリリースを計画している。
ひとつはBONE DANCE,DIVIDERというアメリカのバンドとの3バンドでのスプリットだ。
もうひとつはNIGHというカナダの素晴らしいバンドとのスプリットで10インチでリリース予定だ。
2011年9月には東ヨーロッパのツアーを計画しているよ。
日本人からのインタビューはこれが初だよ。
俺達はジャパニーズカルチャーを愛しているし、いつか日本でプレイしたいと思っている。
どこかプロモーターが興味をもってくれると嬉しいよ。

という感じで回答をいただきました。
どのバンドにも言える事ですがアンダーグランドなシーンでは地域性が強くて
それぞれの地元を誇りにしていますね。
Plebeian Grandstandに関しては聞いている音楽、関わっている音楽が幅広いのは
彼らの場合は音楽のジャンルではなくフィーリングが自分達にあったものを聴いている感じでした。
音の色彩を大事にしているっていうのは面白い回答だと思います。
たしかにコードにもそれぞれ音のイメージっていうのがあって音と色の関係というのは
研究対象にもなるくらい密接だけど未だに解き明かせていない要素でもありますしね。

BONE DANCE / DIVIDER / PLEBEIAN GRANDSTAND (3way split LP)

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