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東京のオルタナティブロック、PSP Socialの2023年リリースアルバム。
前作アルバムはDIY録音と富野由悠季思想に影響を受けた前作アルバムは荒々しくもJ-ROCKを貫いた若さと青さの残る作風であったが、レコーディングエンジニアにヤミニ(ex-例のK)、マスタリングを澁谷 亮(Klan Aileen)が担当、という体制で完成された本作『宇宙から来た人』は前作とは大きく異なる作風、サウンドになっている。
DIY録音でないことが一番の要因だと思うのだが、サウンド面は特に大きく変貌、はっきり言って違うバンドでは?というレベルで印象が違う感じになっていて、前作が好きだからと言って本作が好きとは限らないし、その逆もしかり。そして、当然ながら意味不明のガンダムロックが聴きたいというリスナーには勧めない。楽曲や演奏的には、帯化やkumagusuなどに共通するようなものがあり、5曲で46分という長尺な構成になっていることもバンドの変化かもしれない。むしろバンド当初にもあった「サイケデリック」というキーワードがサウンドプロダクションとバンドの成長によって完成されたのかなという感じはある。
ボーナストラックとして日活唯一の怪獣映画「大巨獣ガッパ」のカバー収録....。

tracklist:
1. 枯葉の街
2. 素面
3. 流れる
4. ビジターフロムアウタースペース
5. 行く人
6. 大巨獣ガッパ(ボーナストラック)