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LAYERED CHIMERA / KANDARIVAS + SWARRRM (Split CD)

  • 1,980 19 Pt )
2022年の終盤にリリースされたため未チェックの人がいるかもしれないが、これは聴いたほうがいい

SWARRRMについては度々3LAで言及というかリリースしているので、当然皆様は聴いていると思いますがKANDARIVASはマジでカッコよかった。ジャケットからも漂わせる"和"の雰囲気というのは、あからさまな日本文化なものやサブカルとも違う、ドロドロした熱情的なもの、日本のカルチャーがぐちゃぐちゃに煮詰めたカオス的なもの。それはSWARRRMにも感じることが出来たけどKANDARIVASも間違いなくその文脈にいるし、それがエッジなのだと思う。それぞれアウトプットは異なるんだけど、伝わる人には伝わるものがある。

tracklist:
KANDARIVAS
1.YUKAI
2.CHIGUIRI
3.BON
4.KIZU
5.KATAZU

SWARRRM
6.罪と罰
7.叫びながら



(以下、レーベルインフォ的な)
■東西を代表する異質のグラインド・アクト、必然の巡り合わせによるスプリット作が堂々のリリース!

■KANDARIVASは東京神田を拠点に活動するリアル・ジャパニーズ・エクスペリメンタル・トライバル・グラインド・バンド。幾度かのメンバー・チェンジを経て2枚のEPと数作のスプリットをリリース。定期的にエクストリーム超大国インドネシアを訪れるなど、日本にとどまらない積極果敢なツアー/ライヴを実施。2021年にKyosuke(Ds: ABORT MASTICATION/NO ONE KNOWS WHAT THE DEAD THINK/RETORTION TERROR)が、2022年に専任ヴォーカリストKneeya(ovEnola)が加入、4人での新編成が整った。

■神戸の重鎮SWARRRMはグラインドを軸に常に新しい方向性や価値観を提示することと、多様なバンドとの夥しい数のスプリット作リリースで知られる。直近のアルバム『こわれはじめる』『ゆめをみたの』では近年顕著だったグラインドと日本語詞/和製ロック的なメロディの融合が行きつくところまで行きついた快作として、多くの賞賛を集めた。2022年リリースの最新作:kamomekamomeとのスプリット作は、アナログ盤フォーマットながら驚異的なセールスを記録している。

■本スプリット作にはKANDARIVASが5曲、SWARRRMが2曲を提供。KANDARIVASは4人編成での初リリース。バンド・アンサンブルを一から組み上げ直した音の厚みでグラインド感とトライバル感が格段にアップ、早くも次への展望を覗かせる。SWARRRMは近作で顕著なトレモロ・リフの抒情性とシャープなブラスト・ビートが肉感的な歌とせめぎ合うスタイルを堅持しつつ、これまでとは異なるコード感で哀愁さも醸し出す。2曲ともにグラインド界の名ギタリストTakafumi Matsubara(BIRTH AND LOSS/GRIDLINK)が参加している。

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