これまでのビジュアルハードコアショックな作風とは対照的な"Darkwave set"での作品。カセットは150本限定のプレス。
楽曲やサウンドもジャパニーズなポストパンク/ゴスへ完全に振り切れているため私の語彙の範疇にはないんだけど、日本のインディーロックの中で表舞台となっているのがオルタナ/シューゲイズだとしたら、こちら側はだいぶ裏通り。Sex Virgin Killerというものが普通のバンドというだけでなく振り幅が異常であるということはわかる。
/// リリースインフォ
2023年11月に待望の2nd Full Album「DEVIL」をリリースしたSex Virgin Killerが、
記念すべき-Darkwave set-での初の作品となる新作EP「Heaven」を早くもリリース!
2023年のBlu Anxxiety(from NYC)との東名阪ツアーも記憶に新しいSVKは、
その後もAidan Baker(NADJA - from Germany)や、Un Hombre Solo(from NYC)(※SVKのコンポーザー/DNAでもあるLilii Mar a.k.a masaのソロ名義Lilii Marで共演)等、来日アーティスト勢との交流が加速し、国内のみならず海外の異才ミュージシャン・バンドからもその動向が注目される存在となっている。
今作はInstrumentalを含む全6曲収録。
リード・ソング2曲の内の1曲は、Lilii Marのデビュー・シングル「Angel」のSVK version。幽玄な音像の中に浮かび上がる至高の泣きのメロディが心の奥深く、琴線へと触れていく耽美な名曲。
そしてDarkwaveアレンジとして生まれ変わった「Bright Nightmare (ver. Dance in Gloomy Lights)」は、Darkwaveアプローチによって音の関係性、曲が本来持つ美しい構造が露となり、新たな魅力を獲得/提示。ダークな世界とキャッチーさを共存させた楽曲はゴス・ウェイヴの新時代の幕開けをも予感させる。
ミックスは名匠・君島結(Tsubame Studio)、マスタリングは中村宗一郎(Peace Music)が担当。
Cover art, design & layoutはAndro Kristianによるもの。
ポストパンク・ゴス・ダークウェイヴシーンのみならず世界の音楽シーンへ羽ばたく珠玉の作品。
tracklist:
[Side A]
1. Introduction
2. Angel
3. Bright Nightmare (ver. Dance in Gloomy Lights)
[Side B]
1. Angel (ver. Heaven)
2. Angel (Insturmental)
3. Bright Nightmare (ver. Dance in Gloomy Lights / Insturmental)